vol.7 頭痛今昔物語
おさらい
片頭痛のメカニズム
「三叉神経血管説」
- 何らかの「きっかけ」により、脳の血管の周りの神経(三叉神経)が刺激されます。
- 三叉神経の終末から痛み物質(サブスタンスPやカルシトニン遺伝子関連タンパク( CGRP))が血管に放出されます。
- 痛み物質により血管の拡張と炎症が起こります。
- その結果、片頭痛が起こります。
先生からの一言
片頭痛が起こるメカニズムはまだはっきりとは解明されていませんが、現在この「三叉神経血管説」が有力とされています。
「きっかけ」を回避することが片頭痛の予防となります。