総監修:
社会医療法人 寿会 富永病院 副院長 (脳神経内科部長・頭痛センター長)/ 富永クリニック 院長
竹島 多賀夫先生

頭痛ダイアリーとは

2023年8月更新

頭痛ダイアリーとは、ご自身の頭痛症状を先生に伝えるアシストをするツールです。
『いつ頭痛が起こって、何時間くらい続いたのか』、『何をしていたときに頭痛が起こったのか』、『そのとき、どの程度日常生活に支障がでたのか』を先生にうまく伝えることができていますか?数日前のことだから覚えていなくて・・・なんてならないように、ご自身の頭痛を記録し、先生に伝えましょう。

頭痛を記録するメリット

患者さんのメリット

  • どんなきっかけで頭痛が起こるかを把握できる
  • 通院した際に、ご自身の症状を先生に伝えやすい

医師へのメリット

  • より客観的な症状によって的確な診断が可能になる
  • 頭痛のタイプに応じた処方や服薬のタイミングの改善に役立つ

「頭痛ダイアリー」ダウンロード

「頭痛ダイアリー」ダウンロード

100×210mm(A4の3つ折り)、両面

頭痛ダイアリー記入のポイント

(記入例)

頭痛ダイアリー記入のポイント
  • 生理のあった期間に線を引いてください(記入例②)
  • 頭痛の程度と薬の服用状況を、午前・午後・夜に分けてご記入ください(記入例 ③)
    • 頭痛の程度を3段階で記入してください。
      軽度 中等度 重度
    • 薬を服用した場合は、薬の頭文字と服用した数、効果を記入してください。
      例)
      効いたら○で囲む…………
      やや効いたら△をつける…
  • 日常生活にどの程度影響が出たかをご記入ください(記入例 ④)
    • 日常生活への影響度を3段階で記入してください。
      頭痛はあるが日常生活に大きな支障はない
      仕事・学校・家事の効率が通常の半分以下である
      何も手につかず、横にならなければならない
  • 服用した薬でどのように改善したか、あてはまるものを全て○で囲んでください(記入例⑤)
    日常生活をふだん通りできるようになった
    吐き気やその他症状がおさまった
    痛みが軽減した
  • 1日の出来事や状態、頭痛が起こる前にしていたことなどをMEMOにご記入ください
    • 頭痛のタイプや症状、頭痛の誘因などを記入してください。
      • 脈打つ痛み
      • はき気
      • 重い痛み
      • 嘔吐
      • ピリピリと刺す痛み
      • 光がまぶしく感じる